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事故リスクヘッジな入浴機器「アダージオ」。座ったままで入浴可能

全国社会福祉協議会の調べによると、老人施設の事故発生場所の割合は、居室が30.3%で最も多く、次に浴室(脱衣所を含む)が7.1%です。
また、行動様式では移動中や待機中が70.6%で、入浴時は3.3%の事故が発生しています。
入浴中の事故は命にかかわることにもなりかねないので非常に危険です。
オージーウエルネスの「アダージオ」は、入浴のときのリスクや介護負担を減らした座ったままで入浴できる機器です。
この記事では、入浴機器「アダージオ」の特長や安全性などについてご紹介します。

事故リスクヘッジな入浴機器

介護施設の入浴時のリスク

高齢者施設における入浴は、事故リスクが高い介助としてあげられています。
実際に入浴には、どのような事故リスクがあるのかをみてみましょう。

●利用者のリスク

利用者のリスク

高齢者施設における入浴は、2、3人の職員が、複数の利用者の介助を行っています。
事故リスクを減らすために、利用者がどのような動きをしているかを常に把握することが大切です。
浴室では、目を離したすきに転倒したり、溺水という事故リスクがあります。
転倒事例としては、入浴椅子ごと後方に転倒した事例、排水溝部分で足を滑らせて転倒し骨折した事例などが報告されています。
溺水事例としては、利用者がベルトを着けて車いすのまま入浴し、その間に介護職員がほかの利用者の脱衣を手伝うために離れたときに顔がお湯につかり溺死していたという事故例があります。

●介護職員のけがリスク

介護職員のけがリスク

入浴は、介護職員の事故リスクも高い場所です。
介護労働センターの事故例によると、入浴中に無理な体勢による介護をしたために腰を痛めた事例や、濡れていた脱衣場で介護職員がすべって転倒した事例が報告されています。
そのような背景を受けて、年々高齢者施設で特殊浴槽を設置しているところが増えています。
しかし、厚生労働省による特殊浴槽の実態調査によると、平成12年から平成20年の8年間に特殊浴槽による死亡事故の報告が12件あり、そのほとんどが寝台ストレッチャーによるものです。
事故リスクを軽減する介助浴槽として、オージーウエルネスの「アダージオ」という製品がありますので、詳しく特長などをご紹介します。

座ったまま入浴できる機器「アダージオ」の特長とは

アダージオは、入浴時の事故リスクを減らし、座ったままで入浴できる機器です。「アダージオ」の特長を一つずつみてみましょう。

●チルト&リクライニングの入浴搬送車で移動してそのまま入浴可能

チルト&リクライニングの入浴搬送車で移動してそのまま入浴可能

搬送車は車いす型のチルト式(背もたれとフットレストが一緒に倒れる)で、リクライニング(背もたれが倒れる)もできます。
そのため、リクライニング車いすに乗ることが可能な人なら寝たきりの方でも入浴可能となっており、搬送車を浴槽にボタン一つでドッキングして、前向きのまま入浴できるため、利用者は安心して入浴できます。
さらに、乗り降りが少ないので、利用者が転倒するリスクが軽減されます。
リクライニングは12度、40度、50度、60度の4段階に調節可能で、搬送するときだけでなく入浴するときもその人にあった姿勢を保てます。
リクライニングのときは、着脱可能なヘッドレストがあるため頭が安定するつくりになっています。
また、体に合わせて安全ベルトをすれば、ずり落ちることはありません。

●搬送車で洗髪・洗身もできるので利用者や介助者の負担を軽減

搬送車で洗髪・洗身もできるので利用者や介助者の負担を軽減

アダージオのメリットは、搬送車で洗髪や洗身をしてそのまま入浴できることです。
搬送車で立位介助をするときは、ワンタッチでレッグレストが収納できるため足元が広くなり、介助や立ち上がりがスムーズに行えます。
腕や手に傷がつかないように角がなく優しく設計されたサイドフェンスは、後ろに回転し、利用者が横から移乗することも可能です。
さらに、レッグレストを稼働して、利用者の脚の長さに合った姿勢を保持します。
座面は横50cm、縦約39cmの幅広で、中央が開いているので洗いにくい部分も洗身可能な設計です。

●ジェット噴流で肩から足先まで快適に入浴できる

ジェット噴流で肩から足先まで快適に入浴できる

浴槽にはお湯がすぐにたまり、ジェット噴流が噴き出すので気持ちよく、リラックスして入浴できます。
薬液で殺菌するためお湯はいつも清潔に保たれ、水温は温度管理がなされるため、常時適温となるように調整されます。
さらに、安全機能として湯の温度が異常のときや貯湯の温度が異常のときは自動的にお湯を排出します。
本体と搬送車が一体型のためコンパクトサイズで、浴室で場所をとらず、扱いやすい設計になっています。

オージー技研の介護浴槽は安全規格「CEマーク」を取得

入浴時に介護度の高い人や介助者の事故リスクを減らす日本の介護浴槽は、世界的に注目を浴びています。
製品は欧州連合の安全規格「CEマーク」を取得していて、高い安全性が認められています。
CEとはフランス語で「欧州の法律に適合している」という意味で、EU加盟国へ輸出するときには、使用者や消費者の健康と安全および利益を守るために決められた安全基準としてのCEマークが必要です。

座ったまま入浴できる機器「アダージオ」で事故リスクを軽減しましょう

座ったまま入浴できる機器「アダージオ」で事故リスクを軽減しましょう

オージーウエルネスの「アダージオ」は、リスクヘッジの機器として座ったまま入浴できるので、入浴者と介護職員の事故リスクを軽減できます。
搬送車で洗身、洗髪して、そのまま入浴できるため、介護職員の負担の軽減にもつながります。
「アダージオ」は利用者・介助者双方の安心と安全を提供してくれる機器といえるでしょう。

参考:
オージーウエルネス 座ったまま介助入浴 アダージオ HK-825.(2019年3月16日引用)
ふくしの保険 福祉施設における事故対応のハンドブック.(2019年3月16日引用)c
北海道庁 老人施設等における事故事例集.(2019年3月16日引用)
公益財団法人 介護労働安定センター 介護事故事例集.(2019年3月16日引用)
ケアマネタイムス.(2019年3月16日引用)
立花直樹:社会福祉施設における特殊浴槽使用の現状と課題.関西福祉科学大学紀要13:49-64,2010.(2019年3月16日引用)

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