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介護職員を腰痛から守る!知っておきたい介助のコツ4つ ベッド上介助編

介護職員を対象としたある調査では、なんと6~8割が腰痛もちという結果が出ました。
腰痛が原因で仕事を辞めるケースもあり「介護職員を腰痛から守りたい」という職場は多いです。ここでは理学療法士が腰の負担を軽くするための介助のコツ(ベッド上)を4つご紹介します!

ベッドの高さを調節しましょう

まずはベッドの高さを介助しやすい高さに調節します。目安は身長の40%程度の高さです。
現場ではベッドの高さが低めに設定されがちですが、この高さだと腰を屈める動作が増えてしまい腰痛の原因となります。

片膝をベッド上にのせましょう

片膝をベッド上にのせると被介護者との距離を縮められ、腰に掛かる負担を少なくできます。
またこの姿勢は骨盤と背骨の安定性を高める効果もあり腰痛予防に適しています。
「ベッドに膝をのせるのは失礼だ」という意見を耳にすることもありますが、介助は被介護者だけでなく介護者のことも考えてこそ、その質が高まります。
「失礼します」と声を掛けてからであれば問題ないでしょう。

被介護者の力を利用しましょう

介助は被介護者の力(身体機能、体重、重心移動)を利用しましょう。
例えばベッド上介助では被介護者に膝を立ててもらうと負担が軽減します。これは被介護者が足裏をベッドにつけることで自然と下半身の重みを自身で支えるようになるためです。
さらに被介護者はベッドを蹴りやすくなり、その力も動作に活用できます。
介助前には声掛けや被介護者の姿勢調整を行い、被介護者の動きを促しましょう。

支点を作りましょう

介助は支点を作ることで負担が大きく軽減します。支点とはモノを支える点のことで、シーソーであれば板を支える点がこれにあたります。
介助では被介護者の重みを支える役割が支点にはあります。
例えば、起き上がり介助は骨盤を支点にすれば負担が減ります。介護者は片手で横向き寝の被介護者の骨盤をベッドに固定させ(支点をつくる)、一方の手で頭部~肩甲骨部分を抱えて骨盤を軸に上体を起こしていきます。
骨盤が被介護者の重みを支えてくれ、介助が簡単になります。

まとめ

今回、介護職員を腰痛から守るための介助のコツを4つご紹介しました。これらを意識して介助を行えば腰の負担は軽くなります。忙しい職場ですが、少しずつ実践して腰痛を予防しましょう!

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