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介護職ママの産休からの仕事復帰は不安がいっぱい〜先輩ママや旦那さんの助けを借りて上手に子育て期間を乗り切ろう

子どもが産まれて、育児に追われ、あっという間に産休明けの時期を迎えてしまう、そんな方も多いと思います。
保育園が決まり、いよいよ仕事復帰だと実感したら、仕事や子育てや家事をこなしていけるのか心配になってしまうこともあります。
そこで、産後休暇を終えてからの仕事の再開を、できるだけトラブルなく乗り切るために必要な準備についてご紹介します。

保育園に通い出したらすぐに子どもは熱を出す!事前に勤務内容について相談が必要

仕事復帰後のワーキングマザーたちが直面する問題は、子どもの体調不良による、保育園からの呼び出しです。
慣らし保育が終わって、お母さんが仕事を再開したのが分かっているかのように、途端に病気になってしまう子どもも多いです。
そこで、産後・育児休暇の終わりが近づいてきて、いよいよ仕事を再開されるときに行ってほしいのが、事業所側と勤務内容や勤務時間について話し合うことです。
介護の業界では多くの女性が働いていることもあり、出産経験のある方も少なくないため、事業所側も、特に産後・育児休暇が明けてすぐの方が急に早退したり休暇をとることは、あり得ることとして捉えてくれていることがあります。
しかし、ごくたまに、復帰したその日から以前と同じように働けると考えている事業所もあります。
実際には、自分自身は仕事と家事・育児の両立に慣れるまでの期間、子どもは小さければ小さいほど保育園に慣れるまで、それなりの時間が必要です。
事業所側にもそれを伝えておき、勤務上で配慮していただけるようにお願いしましょう。

●時短勤務は法律で決められている権利だと知っておこう

自分自身が仕事と家庭の両立に慣れるまでの間、時短勤務で働かせてもらえるよう、事業所と交渉することもできます。
時短勤務とは、育児休業法で定められている労働者を守るための権利です。
時短勤務は、その職場で働き始めて、すでに1年以上経過している方であれば、事業所に申し出ることができます。
利用できるのは子どもが満3歳になるまでの間です。
介護職員はもともと残業することも多く、ほかの職員との調和を考えて、遠慮してしまう気持ちにもなります。
でもそれは、職場復帰直後の仕事や家庭の環境に慣れることができるまでのわずかな期間だけのことです。
満3歳になるまでは、時短勤務をしていても当然だと思わずに、早い段階で時短勤務を終えることができそうなら、通常業務に戻してもらう姿勢でいることも必要です。
また、勤務時間内で自分にできる限り精一杯の働きをすることで、周りの理解も得られるでしょう。

産後育児休暇後の配属・処遇変更は話し合いで決めてもらいましょう

産前には「産後も今と同じように働きたい」と思っていたのに、今までとは違う部署に配属されてしまったり、出産前は正社員として何年も働き職場に貢献していたのに、パート社員になるように持ち掛けられることもあります。
多くは、特別養護老人ホームや介護老人保健施設など夜勤のある仕事から、同一法人内のデイサービスなどの日勤帯での仕事への配属変更や、夜勤や早番、遅番がなく、子どものお迎えに支障のない、パート社員への変更です。
これらは、もちろん事業所が強制できることではありません。
でも、これまでの慣例がそうだったからと言われたり、配属や処遇変更に応じないのであれば、仕事を辞めてほしい、などと言われると従ってしまうでしょう。
でも、納得できないときもあります。
その際は、事業所側と十分に話し合いをしてください。
事業所側の提示した条件を受け入れる際にも、今後、子どもが大きくなり夜勤ができる状況になったら、元いた配属先や正社員に戻れるように、配慮してもらえるかどうかなどを確認しておきましょう。
働き方が変わることで、給与面での処遇やキャリアアップについて、自分にとって不利になってしまうのではないかと考えてしまいます。
でも、子どもが小さいわずかな期間は、子どもや家庭のことに重きを置きたいのも事実です。
事業所側と話し合い、納得したうえで、自分に合った働き方を選択しましょう。
給与のことやキャリアアップなどについては、子どもがある程度大きくなってからがんばるなど、長い視点で考えてみてください。

職場ではほかの職員を頼り自宅では旦那さんを頼って、一人で抱え込まないようにしましょう

子育てはいろいろと悩みが尽きないものです。
悩みを職場に持ち込むと、いつも通りの仕事ができなくなってしまうもの。
そんなときは、休憩時間を利用して職場にいる先輩ママに助言を求めてみましょう。
自分では思い浮かばなかった解決策が見つかるかもしれません。
話をするだけでも、気持ちが軽くなります。
子どもの体調などについても、普段から周りのスタッフに話をしておくことによって、周りも心構えをすることができ、いざというときに対応しやすくなります。
また、自宅では旦那さんやそのほかの家族を頼ってください。
家庭内での役割を分担することや方法については、仕事復帰前に話し合い、リハーサルしておくことが大切です。
特にこれまで、家事にも育児にもノータッチだった旦那さんであれば、奥さんが仕事を始めたからといって、突然子育てや掃除・洗濯ができるようになるわけではありません。
仕事を始めてから伝えればいいと思っていて、仕事を始めてしまうと、お互い忙しくなってしまってうまく伝えられなくなってしまいます。
事前の準備が大切です。

頼れる人・頼れるサポートを事前にできるだけ準備しておく

子どもが病気などの理由で保育園へのお迎えが必要になったとき、旦那さんか奥さん、どちらがお迎えに行くのかはその都度話し合いが必要です。
旦那さんの仕事が繁忙期なら奥さんが、奥さんの職場が人員不足なら旦那さんがお迎えに行く、というパターンも考えられます。
細かく週単位などで、お互いの状況を伝えあい、ディスカッションして決めてもいいでしょう。
また、病児保育やファミリーサポートセンターなどのサービスを事前に調べ、登録しておくこともできます。
事前にできる限りの準備をしておいて、いざというときに気持ちに余裕をもてるようにしましょう。

まとめ

産後・育児休暇を終えての仕事復帰の際は、子どもを保育園へ預けて働くことや、仕事と家庭の両立ができるのかどうか、不安が大きくなりがちです。
でも、事前に準備できることはたくさんあります。
事業所との話し合いや旦那さんとのシミュレーション、各種サポートへの登録などを済ませておきましょう。
仕事が始まってからも、自分にできる精一杯の働きをして、周りの助けを得ながら、子育て期間を乗り切ってください。

参考:
厚生労働省 育児・介護休業法のあらまし(2018年3月5日引用)

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