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歩行練習の平行棒選びに迷う方は必見!オージーウエルネスの平行棒がオススメな理由とは!?

医療や介護の現場において、リハビリ機器と聞くと平行棒を想像する方も多いのではないでしょうか?
平行棒はもはやリハビリの定番となっている機器ですが、「どれも一緒じゃないの?」と思っている方に朗報です。
本記事では、オージーウエルネス製の平行棒について、筆者の使用経験をもとに、その特徴とオススメするポイントについて徹底解説いたします。

オージーウエルネス製品(昇降式平行棒 標準型)の魅力とは?

ここではオージーウエルネス製の「昇降式平行棒」の特徴について解説し、実際に使用経験のある筆者の視点から、押さえておきたい注意点についてもご紹介します。

●昇降式平行棒 標準型(GH2650)の特徴

○製品情報

  • 高さ調節…670〜1000mm
  • 全幅…960〜1071mm
  • 質量…103kg
  • 支持バー…42.7mm(スチール製+粉体塗装)

●特徴

本製品の最大の特徴は、高さの調節機構が従来のネジ式固定ではなく、支柱下部の固定ペダルを踏むことで容易に調節できることです。
従来の固定方法では、固定する際に力が入りすぎると、解除するときに強い力が必要になることがありました。
また、各支柱ごとに固定機構がついており、4カ所それぞれで調整をする必要があるため時間もかかりましたが、本製品はこれらの「労力・時間」という2つの問題を解消しています。
また、手すりが直線ではなく、ループした形状であることも特徴的です

●知っておきたい使用上の注意点は?

平行棒を持ち上げて移動する際は、手すり部分を持たないように注意してください。
高さ調整は楽で便利なのですが、手すり部分をつかんで持ち上げると、支柱と固定部の間に数十kg相当のストレスがかかり、固定機能が弱くなる可能性があります。
持ち運ぶ際には、必ず手すりの下方にある支柱(横)を持つようにしましょう

デザイン・質感も秀逸!ぬくもりのある平行棒

平行棒に求められる役割は、なにも歩く練習のサポートだけではありません。
前述した高さ調節機能以外にも、他社の製品と比較して優れている点をご紹介します。

●介護現場でも使いやすい温もりのある色合い

平行棒と聞くと、スチールがむきだしになった銀色の製品を想像する方も多いと思いますが、本製品は介護現場にも配慮した色調となっています。
清潔感のある青い手すりと、サイドのピンクラインが存在感を際立たせており、従来の平行棒のような無機質さを感じることはありません。
床や壁がブラウンまたはオフホワイトなど、室内の背景色とも相性が良く、本製品を設置することで不思議と温かみを感じることができます。
職員の使い勝手だけでなく、利用者さんが落ち着いた雰囲気のなかでリハビリができるように設計されていることには驚きです。

●安心のグリップ感と汚れが目立たない粉体塗装

平行棒を使用している際、手すりの表面に指紋や汚れが付着して見栄えが悪くなるという経験はありませんか?
大勢の方が利用されるため、感染予防の観点から清潔に保つことは重要ですが、目に見える汚れを一回ごとに拭いていては職員の業務量も多くなります。
本製品は、手すり表面に塗装を施すことによって滑らかな手触りとなっており、あえて光沢を抑え、汚れを目立たなくしています
筆者の施設では、同シリーズの製品を10年以上使用していますが、色あせや塗装が剥がれるなどのトラブルはほとんどありません

●ループの形状は圧倒的な存在感!

本製品を一見したときにまず目を引くのは、手すりの形状ではないでしょうか。
片方の手すりがループ状になっているので、「なんのために?」と疑問に思う方は多いかもしれません。
活用例に関しては後述しますが、この形状こそが歩行練習を実施するうえで、非常に重要な役割を果たしてくれるのです。

立つ・歩く練習は十人十色?現場での活用方法をご紹介!

ここでは、医療機関における筆者の使用経験をもとに、実際のリハビリ現場での活用例をお伝えします。
医療現場だけではなく介護事業所でも共通する例ですので、ぜひとも参考にしてください。

●脳梗塞の方の歩行練習に最適!

脳梗塞による後遺症で片麻痺がある方では、麻痺側の上肢で手すりを握ることができないため、麻痺のない片側のみで手すりをつかむことになります。
麻痺側に手すりがないことにより至近距離で介助ができるため、対象者だけでなく介助者も安心して歩行練習が実施できます。
平行棒は形状の利点を生かすことによって、転倒予防や効果的な歩行介助が可能となるため、片麻痺の方のリハビリでは特に有効活用ができるでしょう。
しかし従来の平行棒では、片道を歩行するたびに手すりを持ち替えての方向転換が必要になり、対象者はそのたびに歩行を中断しなくてはなりませんでした。
そこで本製品では、手すりをループ状にすることによって方向転換の手間を省き、さらにこれまでなかった「カーブ」でのバランス機能まで評価できるようになったのです。
これらの工夫が施された本製品には、実際のリハビリ場面において多くの利点を感じることができました。

●スムーズな高さ調整機能が自宅改修の指導に役立った例

前述したとおり、本製品はペダルを踏むことで容易に手すりの高さを変えることができるため、歩行練習や立ち上がり練習の際に高さの微調整がしやすいことが特徴です。
筆者は医療機関に勤務しておりますが、退院前に患者さんのご家族から「家の手すりの高さはどうすればいいか?」と相談を受けることがありました。
手すりの設置に関しては、立った状態でつかむ高さと、座った状態から立ち上がる際につかめる高さを考える必要があります。
本製品を使用することによって、座った状態での使用感と、立ったときや歩いたときの使用感をその場で確認することができるので、ご家族へ在宅復帰に向けたアドバイスをするうえでも非常に役に立ちました。

まとめ

本記事では、オージーウエルネス製の「平行棒」について、実際に使用した筆者の目線で特徴を述べてみました。
歩行練習は、リハビリ場面において実施される頻度が高いですが、平行棒の種類や特徴について考える機会は少ないのではないでしょうか?
高さ調節はワンタッチ、片手でいつまでも歩き続けられることが本製品最大の特長であり、医療現場のみならず、介護の現場でも広く活用することができます。

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参考:
オージー技研株式会社 OG wellness.(2018年3月16日引用)

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