
- 患者さんのケア
- 2021年09月09日公開
リハビリ職も知っておきたい新法「医療的ケア児支援法」の要点
出生時の治療などで、痰吸引や人工呼吸器使用などが必要になった「医療的ケア児」。 在宅ケアサービスの不足、入園入学の制約などの課題があります。 2021年6月に「医療的ケア児支援法」が成立。 そんな医療的ケア児について、新…続きを読む
リハビリ職も知っておきたい新法「医療的ケア児支援法」の要点
出生時の治療などで、痰吸引や人工呼吸器使用などが必要になった「医療的ケア児」。 在宅ケアサービスの不足、入園入学の制約などの課題があります。 2021年6月に「医療的ケア児支援法」が成立。 そんな医療的ケア児について、新…続きを読む
理学療法士がケアマネジャーになった場合、どのようなメリットがあるのか
介護保険の利用には欠かせないケアマネジャーは、医師や歯科医師、看護師、薬剤師やリハビリ職、福祉介護職など実にさまざまな職種の方がなることができます。 今回は理学療法士がケアマネジャーになった場合には、その他の職種とも比較…続きを読む
新人リハビリスタッフが知っておきたい、血液・生化学データの見方
血液・生化学検査データを読みとくことはリスク管理につながります。 特に貧血・低栄養・脱水の有無は、高齢者の健康管理に影響を与えます。 超高齢社会で心不全の高齢者が増加傾向にあるなか、心機能や炎症状態の見方について理解を深…続きを読む
認知症をひとくくりにしない。病型ごとに異なる関わり方。看護で予後も変化する
日本の65歳以上の認知症患者さんは600万人といわれています。 私たち看護師も、実際の働く現場で認知症の患者さんが多いと実感します。 認知症患者に対する看護は、病型によって多少異なるのです。 この記事では、認知症の疾患別…続きを読む
経鼻胃管挿入中に起こるインシデントの種類と予防方法
経鼻胃管のインシデントは、誤挿入による誤嚥性肺炎・鼻孔の潰瘍など多々あります。 全国で毎年起きている経鼻胃管挿入中のインシデント。 なかでも、重篤なものは胃管入れ替え後の死亡例もあります。 こうした事故防止のために何がで…続きを読む
慢性硬膜下血腫の予防にもなる患者さんに対する指導方法
頭部外傷後に、数カ月たってから慢性硬膜下血腫で来院される患者さんを目にします。 頭部外傷などエピソードが明確な場合、受診時の指導で慢性硬膜下血腫は予防ができることも。 この記事では、慢性硬膜下血腫の予防のために看護師とし…続きを読む
クローヌスは日常生活やリハビリ運動を阻害する。ガイドラインに沿った治療法、リハビリについて解説
クローヌスとは自分の意思とは関係なく起こってしまう筋肉の痙縮です。 時にリハビリを阻害したり、日常生活動作に影響を与えたりします。 患者さんにリハビリ指導をするときに押さえておきたいポイントや、クローヌスとうまく付き合う…続きを読む
発達障がいの患者さんには「絵カード」を用いた診察が効果的!活用方法を説明します
発達障がい者が病気やケガで受診する際には、越えなければならないハードルが多数存在し、時にはパニックになることも。 しかし「絵カード」で視覚的に理解できる配慮をすると、スムーズに診察できる場合も。 具体的に絵カードの用意や…続きを読む
呼吸リハビリ中に予測すべきCO2ナルコーシスの発生機序と所見の見方、注意点をマスターしよう
血液中の酸素濃度の低下や二酸化炭素濃度が上昇した状態を呼吸不全と呼びますが、二酸化炭素が体内に蓄積しすぎた状態をCO2ナルコーシスと呼びます。 呼吸リハビリを行う上で呼吸機能だけでなく、さまざまな症状を引き起こすCO2ナ…続きを読む
正しい知識で褥瘡予防!医師が解説する褥瘡のメカニズム
寝返りができなくなってしまうと発生しやすくなる褥瘡(じょくそう)。 一般的には「床ずれ」といわれる褥瘡がどうして発生してしまうのか、そのメカニズムについて説明します。 褥瘡とは? 日本褥瘡学会では褥瘡を「身体に加わった外…続きを読む
発達障害児の検査フィードバック。セラピストの言葉次第で保護者も障害受容に前向きになる!
発達障害児の支援現場では、発達検査フィードバックの言葉次第で、親の障害受容が進むことがあります。 反対に親が拒絶すれば子供に必要な支援を提供できません。 セラピストの説明で親を前向きにした例から、フィードバックのポイント…続きを読む
上腕骨近位端骨折後のリハビリについて!整形外科で働く理学療法士が解説します
上腕骨近位端骨折は高齢者の骨折で橈骨遠位端骨折、圧迫骨折に次いで、3番目に多い骨折です。 骨折後は保存と手術が選択されますが、多くは保存が選択されます。 一定期間の固定を経て骨癒合の経過とともにリハビリが開始されますが、…続きを読む
パーキンソン病患者さんの環境調整のポイントは?症状に合わせた調整をしよう
パーキンソン病の症状が進行していくと、身体機能へのアプローチや動作練習だけでは患者さんの在宅での生活動作が難しくなってくることを経験したことはありませんか? そのため、患者さんの症状に合わせて、生活の場面ごとに環境調整を…続きを読む
外来で働く理学療法士が気をつけたいコミュニケーションとは?新人のうちから気をつけるべきポイントを紹介
外来では患者さんが頻繁に往来して、理学療法の場面でも1日にたくさんの患者さんと接します。 そのような状況で言葉使いなどの言語的なコミュニケーションはもちろん、表情、振る舞い方、態度といった非言語的なコミュニケーションが重…続きを読む
橈骨遠位端骨折の術後は、リスク管理が重要!介入前に必ず確認したいレントゲン所見と、術後に注意したい合併症を解説
高齢者に頻発する橈骨遠位端骨折は、掌側ロッキングプレートを使用した固定術が主流であり、橈骨遠位端骨折診療ガイドラインでも極めて有効な手術方法とされています。 しかし掌側プレートの留置場所により、合併症として腱断裂やTFC…続きを読む
昏睡時には眼を観察しよう。理学療法士が急性期に注意するべき眼球や瞳孔の観察方法
急性期リハビリテーションの理学療法士は時に発症初期の意識レベルの低い患者さんを担当することもあり、脳への障害が増悪したり、致命的な状況に陥ることも起こり得ます。 今回は患者さんの協力なしでも行える眼球や瞳孔の観察と増悪時…続きを読む
下腿切断のリハビリのポイントを解説!必要な評価や断端の管理、運動療法、生活指導を紹介
近年、下肢切断の原因は閉塞性動脈硬化や糖尿病によるものが増加し、下肢切断の中でも下腿切断の割合が多くなっています。 下腿切断は大腿切断にくらべ歩行獲得の可能性が高く、術後早期から継続的なリハビリが重要になってきます。 そ…続きを読む
ギランバレー症候群のリハビリについて解説!病気の進行や回復に合わせた関わり方を紹介します
ギランバレー症候群は予後が良好なケースも少なくありませんが、病態がさまざまでなかには長期的なリハビリを必要とする患者さんもいます。 そのため、予後を含め個々の状況をしっかり評価し、病気の進行や回復の程度に合わせた関わり方…続きを読む
どうすれば腎臓リハビリが普及するのか?現状と今後の課題を考える
慢性腎臓病(CKD)は今や国民病との認識も強く、新規透析導入患者さんは年間4万人程度にのぼります。 CKDや透析治療による障害を予防するため、腎臓リハビリテーションが注目されていますが、その普及にはいくつかの課題がありま…続きを読む
リハビリスタッフがこれだけは知っておきたい心エコーの検査所見の読み方!
心臓や循環器疾患、手術の前などには必ずと言ってよいほど検査の対象となるのが心臓エコー検査です。 リハビリスタッフにとっては耳慣れない略語や所見などが書かれたこの心エコー検査の結果は、一体どのようにして読めばいいのでしょう…続きを読む
呼吸リハビリで行われるハフィング、呼吸介助(スクイージングなど)、体位変換について解説します
呼吸リハビリの中でも排痰を促す手技として用いられるのが、ハフィングや呼吸介助(スクイージングなど)、体位変換です。 これらの手技はどのような患者さんにどのように行い、どのような効果が得られるのでしょうか。 またそれらの手…続きを読む
急性期のセラピストが知っておきたい、敗血症のリハビリとは?
急性期に勤務するセラピストは、肺炎や尿路感染など感染症患者さんのリハビリを担当する機会が多いです。 感染症の中でも、敗血症と呼ばれる病態は生命の危機に瀕することが多く、リハビリも慎重に進める必要があります。 筆者のICU…続きを読む
急性期管理や手術後体内に留置されたカテーテルや点滴はどう取り扱う?早期離床のためのリハビリの際の注意点
早期離床の重要性や急性期のリハビリのエビデンスの確立により、さまざまな疾患や術後において長期臥床を防ぐために、早期からのリハビリがすすめられています。 しかし急性期においては、患者さんの体内には点滴やカテーテルなどがつな…続きを読む
血液データシリーズ第2弾!血液ガスから呼吸状態を評価しよう
リハビリ専門職が患者さんの評価を行う際、採血などの侵襲的な手段を用いることはできません。 しかし、患者さんの病態を把握するため、またリハビリ介入方法を検討するために、血液データを読み解くことは大切です。 前回の記事では腎…続きを読む
咳や痰にまつわるお話。リハビリにも大きく関わる咳と痰の原因。感染予防と対処法についてもお話しします
体から排出される痰や、排出させるために起こる咳にはそれぞれ排出される機序がいく通りかあります。 また咳や痰は呼吸器疾患と大きく関連がありリハビリ現場でも問題となることがあります。 咳や痰の予防と対処法についてもお話してい…続きを読む
膝蓋骨脱臼のリハビリの方法を紹介!整形外科の理学療法士が具体的な治療方法を解説
膝蓋骨脱臼は一度発生すると再発するケースも少なくありません。 そのため、適切に原因を把握して、再発予防のために必要な機能改善と動作の修正をする必要があります。 また、脱臼で靭帯や関節軟骨などが損傷している場合、状態に応じ…続きを読む
呼吸音はどう評価する?呼吸音のアセスメントはどこでどんな音が聞こえるかがキーポイント
呼吸リハビリを行う上で重要な呼吸機能のアセスメントの一つに、呼吸音の評価があります。 呼吸音のアセスメントは聴診器での聴診が主な手段ですが、音の聞き分け、また聴診部位などについて知る必要があります。 今回は呼吸音の聴診を…続きを読む
新人セラピスト必見、血液データから病態を把握しよう「腎機能編」
医療現場で働くセラピストにとって、患者さんのリスク管理は最優先項目であり、血圧測定や脈の測り方は誰もが実践しているでしょう。 しかし、実際の臨床場面で病態を把握すること、起こり得るリスクを想定するためには血液検査を読み解…続きを読む
認定理学療法士が教えます、臨床現場における運動負荷の設定方法とは
運動負荷量の設定に関しては、CPXなどの運動負荷試験に基づいた強度設定が挙げられますが、後期高齢患者さんでは実施できないことが多いです。 また、高価な機器やスペースが必要になるため、どの施設でも行えるわけではありません。…続きを読む
知っておきたい不整脈の知識、催不整脈作用に注意しよう!
不整脈を評価するためには心電図の知識が必要になりますが、服用している薬剤についてチェックしておくことも大切です。 しかし、薬が不整脈を誘発する催不整脈作用について知っているセラピストは少ないのではないでしょうか? 担当患…続きを読む