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寝たきり高齢者にならないようにするポイントとは?

住み慣れた地域で自分らしい生活を送るためには、寝たきり高齢者にならないことが大切です。
しかし患者さんだけの力では寝たきりを防ぐことが難しい場合もあるので、専門的な知識を持つ医療従事者からのサポートは欠かせません。
患者さんが生き生きと暮らしていけるように、寝たきり防止対策についてお話ししていきます。

患者さんのQOLを高めること

寝たきりになることで生じる疾患や症状とは?
病気やケガにより寝たきり状態が続くと、廃用症候群になるリスクが高まります。
筋力低下や褥瘡だけでなく、せん妄や見当識障害といった症状を引き起こしやすくなるため注意が必要です。
私が病院で働いていたときも、元気に通院していたおばあちゃんが一週間入院しただけで自分がどこにいるのかわからなくなってしまうケースがよくありました。
寝たきり状態は心と体に悪影響を及ぼし、その人の人格さえも変えてしまう危険性があります。
そのことをしっかり認識し、患者さんのQOLを高めるための関わりをするのが重要です。

生活習慣の改善に向けた働きかけを

寝たきり防止対策について寝たきりになる原因は骨折や腰痛、病気などさまざまです。
原因に対して上手にアプローチすることが自立した生活を送るためには重要なことなので、ここでは簡単にできる寝たきり防止対策についてお話しします。
寝たきり防止には、健康維持が大切です。
脳卒中や骨折、筋力低下といった症状を防ぐために、医療者は生活習慣の改善に向けた働きかけをすると良いです。
特に家の中に引きこもってしまいがちだと筋力が低下するだけでなく心も弱ってしまうため、友人を作ったり趣味のサークルに参加したりするように提案するのもポイントです。
心身ともに健康的な毎日を送れるように、高齢者一人一人に合った寝たきり防止対策を考えてみましょう。
適切なケアを提供し、高齢者の暮らしを守っていってください。

まとめ

医療機器を使い健康的な体を手に入れるのも大事!
医療機器を使うことで、より効果的に健康的な体を手に入れられます。
電動サイクルや歩行器を使えば、自分の力で歩くだけの筋力を鍛えられますし、歩行車を使えば転倒の危険なく外出できるのでおすすめです。
患者さんの状態や希望に合わせた医療機器を選ぶことができれば、QOL向上のための手助けができます。
その人らしい毎日を送れるように、寝たきり防止対策に関する色々な知識を増やしていくのが大切です。

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