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新人セラピストは要チェック!全国学会の豆知識についてご紹介します

リハビリ職が関係する学術大会(学会)は、各士会が主催する地方会や全国学会をはじめ、さまざまな分野で開催されています。
しかし、はじめての全国学会となると、広い会場の動き方や宿泊の問題など慣れないことが多いです。
本記事では、新人セラピストが全国学会に参加する上で知っておきたいポイントをご紹介します。

新人セラピストが全国学会に参加する上で知っておきたいポイント

全国学会に共通する特徴とは?

学会は県学会や地方会、全国学会とさまざまな規模があります。
全国学会の特徴と、事前にチェックしておくべきポイントをご紹介します。

●開催地は都会が多い?

開催地は都会が多い?

主催団体の規模にもよりますが、何千人もの参加者が集まる学会もあります。
そのため、大人数を収容できることや、交通アクセスがよい場所が選択されます。
例として、東京国際フォーラムや大阪国際会議場、パシフィコ横浜などが挙げられます。
ただ、2019年の日本腎臓リハビリテーション学会は別府国際コンベンションセンターで開催されます。
「温泉街」は意外に思えますが、普段の業務をねぎらう意味もあるのでしょうか。
決して遊びに行くわけではありませんが、開催地の観光名所なども下調べしておくといいかもしれません。

●会場近くの宿泊施設は競争率が高い

会場近くの宿泊施設は競争率が高い

全国学会は2日以上の開催になることも多く、遠方からの参加者は宿泊が必要になります。
ホテルは会場から近いほうが便利ですが、都市部で開催される場合、近隣のホテルはすぐに予約がうまってしまいます
また、宿泊代も高額になりますので、少しでも費用を抑えたいと思う方にはおすすめできません。
筆者の場合、会場から電車で2〜3駅離れたところをターゲットにしています。
時間にすれば10分程度の差であり、移動にそこまで不便は感じないのでおすすめです。

●会場までの移動は予想外に時間がかかる

会場までの移動は予想外に時間がかかる

学会ホームページには会場までのアクセス方法が掲載されていますが、必ず2パターン以上は考えておきましょう。
その理由は、掲載されている方法に参加者が集中した場合、長蛇の列になることが多いからです。
特に1日目の朝は、最寄り駅から会場に到着するまでにかなりの時間を要することが予想されます
筆者も、楽しみにしていた朝一のセッションや、ランチョンセミナーのチケット予約に間に合わなかった苦い思い出があります。
シャトルバスや市の循環バス乗り場、タクシー乗り場など複数のルートをあらかじめ調べておきましょう。

時間を有効活用するためのコツ

時間を有効活用するためには、セッション間の空き時間や、昼食後の時間をどうするかが重要です。
以下に筆者がおすすめする具体例についてご紹介します。

●報告書作成の時間に当てる

全国学会の会場は遠方の場合がほとんどですので、職場の出張費を利用される方も多いでしょう。
その場合、帰ってから報告書の作成業務に追われることになりますが、「あれ、この発表はどんな内容だったっけ?」と記憶があやふやになることがあります。
そのため、セッションが終わるごとにパソコンを開いて内容を書き留めておくことが望ましいです。
紙やノートに記載するのでもいいですが、報告書のフォームに近いかたちで記載しておくと、そのままコピーペーストすることもできます。
講演時にリアルタイムで記録している方もいますが、演者のプレゼン技術や話し方など学術的な内容以外でも学ぶことが多いので、あまりおすすめはしません。
また、キータッピング音やディスプレイの発光を不快に思う参加者がいるかもしれないので、セッション終了後に作業することが望ましいです。

●展示ブースを利用する

リハビリ関連の学会では、展示ホールなど比較的広い会場に展示ブースが設けられることが多いです。
医療機器や福祉用具機器メーカーが新製品のPRを行っているので、興味があればデモの見学をしてみてもいいでしょう。
また、営業担当者と名刺交換しておくと、機器導入の際にアドバイスを受けたり、自分の職場でデモを依頼することもできます。
そのほかにも、展示ブースではドリンクコーナーが設けられていたりしますので、休憩がてらに立ち寄るのもいいでしょう。
余談ですが、以前筆者が行った学会で、ワインを飲めるブースを発見した時はさすがに驚きました。

●今後の予定を確認する

脳卒中学会や整形外科学会など規模の大きい全国学会の場合、日程は2日以上にわたります。
午後からのセッションだけでなく、次の日の予定も空き時間に調べておくと良いでしょう。
多くの学会では、プログラム集が専用アプリとしてダウンロードできるので、スマホでスケジュール登録しておくと便利です。
また、スケジュールを綿密に把握しておくことは、席取り合戦にも有利になります。
「次のセッションまで10分あるから、終わってからでも移動できるでしょ?」と思っていると、満員で立ち見ということもあります。
必ず聴きたいセッションがある場合、あらかじめ会場の前で待機しておくことをおすすめします。

知って得する5つの豆知識を伝授!

知って得する5つの豆知識を伝授!

ここでは、全国学会に参加する上で知っていると得をする豆知識をご紹介します。

●喫煙所は会場の外を探そう

医療系の学会は健康をテーマにしているため、特に喫煙に関しては会場全面で禁止されていることが多いです。
会場内に喫煙所があるホテルでも、開催側が閉鎖していることもあるので、喫煙者にはつらいところです。
あらかじめ会場周囲の喫煙所(柱の裏や階段下など)を探すと見つかるかもしれません。

●飲み物は買わずにすむ?ドリンクコーナーを探そう

全国学会では、医療・福祉関連企業が製品展示を行うブースがあります。
抄録集や案内板には展示コーナーと書かれていることが多いですが、無料のドリンクコーナーも併設されていることがあります。
自販機で買わなくても、水・お茶・コーヒーなどは無料で手に入れることができますので、しっかり下調べをしておきましょう。

●ランチョンセミナーはチケット争奪戦!

全国学会では、開催地の名産や季節ごとの旬の食材を使用したお弁当(だいたい1,500円相当)が配布されるため、なんとしても食べてみたいですよね。
しかし、ランチョンセミナーの予約券は必ず朝から行列ができますので、優先的にスケジュールに入れておきましょう
予約できなかった場合、余ったチケットを並んで手に入れることもできますが、数が少ないため並び損になることもあります。

●書籍販売で人気のある本が一目でわかる

学会の会場には、複数箇所に書籍販売コーナーがあり、著名な先生やシンポジストの書籍販売がされています。
また、書籍だけでなくジャーナルなども販売されているため、専門書を買うには絶好の機会です。
書店側も「売り上げNo.1」「今売れています」などパネルでPRしているため、人気のある本を見つけやすいでしょう。
しかし、旅行気分になって財布のひもが緩くならないように注意です。

●混雑必至!帰りはお早めに

「高いお金を払って来たから最後まで勉強しよう!」という心意気は大切ですが、夕方のセッション終了後は帰宅する参加者で大混雑が予想されます
頭も体もクタクタのなか、なかなかバスに乗れない、タクシー待ちは長蛇の列などの光景を見るとドッと疲れます。
そのため、最終セッションの1〜2つ前、またはセッションの途中などで会場を出ることがポイントです。

全国学会を楽しむために

全国学会は、最新の知見や他施設の取り組みを学べる貴重な機会であり、特に新人のうちは自己研鑽のためにぜひ参加しておきたいです。
しかし、情報不足で参加すると、お目当てのセッションに参加できなかった、どこに行っても長蛇の列で疲れ果てたなど、嫌な思い出を残すこともあります。
本記事でご紹介した内容を参考に、しっかりと下調べをして臨むことが、全国学会を楽しむことにつながるでしょう。

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