整形外科・リハビリ病院が抱える課題(ヒト・モノ・カネ)をサポート

  • Facebook

クリニック・治療院 OGメディック

  • syusei

    公開日: 2019年03月27日
  • リハビリと機器

整形外科【最新のレーザー療法は深い部位まで届く!】特徴や機能を紹介

短時間で炎症や疼痛の緩和を促すことができるレーザー治療機器は、整形外科クリニックで積極的に活用したい物理療法機器の1つです。
そこで、今回はレーザー治療の具体的な効果とともに、従来製品よりも深い部位まで届くように工夫された最新のレーザー機器の特徴を紹介します。

短時間で炎症や疼痛の緩和を促すことができるレーザー治療機器

低刺激・短時間!整形外科にレーザー治療がおすすめの理由

低刺激・短時間!整形外科にレーザー治療がおすすめの理由

レーザー機器は整形外科の特性に非常にマッチした物理療法機器です。
まずは、整形外科クリニックの特性と照らし合わせながら、レーザー機器の効果や治療の特徴を紹介します。

●レーザー治療は整形外科疾患に有効

レーザー治療機器は交感神経・感覚神経の興奮抑制による炎症の抑制や、炎症性サイトカインの抑制による痛覚の軽減といった作用があるとされ、炎症による疼痛を和らげる物理療法です。
また、組織の損傷にともなう急性痛に対して、肉芽組織の形成やコラーゲンのリモデリングをすることで損傷の治癒を促して、痛みを軽減させ、慢性化を防ぐといった効果も期待できます。
そのため、整形外科の患者さんの主訴である疼痛の緩和ができ、以下のような疾患に適応します。

  • ○肩こり
  • ○腰痛
  • ○変形性膝関節症
  • ○帯状疱疹後神経痛
  • ○テニス肘
  • ○関節リウマチ

組織温度の上昇をともなわないため、比較的急性期の炎症による疼痛にも適応できる治療法です。

●短時間で低刺激な治療が可能

整形外科クリニックでは、患者さんの回転が早く、1人あたりの治療時間も病院にくらべて短いです。
また、痛みが主な理由で来院しており、刺激に敏感になる患者さんも少なくありません。
その点、レーザー治療はほかの物理療法にくらべて治療時間が短く、1台でも待ち時間なく、多くの患者さんが使用できます。
また、熱作用による熱さや電気治療のような刺激がないため、痛みや刺激に敏感な患者さんでも問題ありません。

患部深くまで届く!高出力パルス照射とは?

患部深くまで届く!高出力パルス照射とは?

最新のレーザー治療機器は従来の製品とくらべて、患部深くまで届くような工夫がされており、より効果的な治療が期待できます。
そこで、オージーウエルネスの半導体レーザー治療機器である「FINE LASER(ファインレーザー)」を参考に、深部まで届くメカニズムを解説します。

●パルス照射で高出力のレーザー光による治療を実現

レーザー治療は出力が高くなればなるほど、より深い部位までレーザー光が到達します。
疼痛のための治療では、1w〜10w程度の低出力のレーザーが使用されます。
従来品は連続してレーザー光を照射していたため、熱の発生により組織に損傷が生じる恐れがありました。
そのため、組織を傷めないように1wの低い強度のレーザー光が採用されていました。
しかし、レーザー光の照射中に、非常に短い時間高い出力での照射を一定のタイミングで繰り返す、パルス照射を採用することで、10wのレーザ光による治療が可能になりました。
それにより、従来のレーザー治療よりも肩や腰の深い組織まで治療をすることが可能です。

●生体に透過しやすい波長を採用

レーザー光が軟部組織を通過する場合、血液などの水分やヘモグロビンに吸収されることで、効果が減退してしまいます。
ただし、波長により吸収率が異なるため、波長を工夫することでより深くレーザー光を到達させることが可能です。
ファインレーザーは水分やヘモグロビンに吸収されにくい830nmという波長を採用しており、深部への作用が期待されます。

最新のレーザー機器は操作性や安全性にも配慮

最新のレーザー機器は操作性や安全性にも配慮

整形外科クリニックでは、物理療法機器を操作するための人員が限られており、効率的に治療をする必要があります。
オージーウエルネスの最新レーザー機器では、そんな整形外科クリニックのニーズに対応できる、操作性や安全性に配慮された機能が備わっています。

●固定アープを使えばプローブ操作の必要なし

レーザーの照射は患部に確実に照射したり、レーザー光を誤って他人に当てたりしないようにするため、スタッフがプローブを操作する必要があります。
そのため、マイクロやホットパックなどとくらべ、治療中にスタッフの手が必要になるというデメリットがあります。
しかし、オプションで購入できるアームを活用すれば、腰部や肩など手が届かずスタッフによる操作が必要な場面でも、プローブを固定して照射することができるため、効率よく治療ができます。

●安全性に配慮したタッチセンサモードとパワーチェック機能

患部に確実にレーザー光を照射できるように、プローブの先を患部に押し当てて初めてレーザー光が照射される「タッチセンサモード」が備わっています。
ただし、創部や患部が過敏でプローブを押し当てることができない場合は、プローブにあるスイッチを押してレーザー光を照射することも可能です。
また、何らかの理由で出力が過剰または低下している場合や、照射口が汚れている場合などは自動で感知してくれる「パワーチェック機能」が備わっており、常に設定された出力で安全に治療できるようになっています。
さらに、緊急時のための緊急停止用スイッチも備わっており、安全性にしっかり配慮された治療機器となっています。

治療の質を向上させるために最新レーザー機器を活用しよう

治療の質を向上させるために最新レーザー機器を活用しよう

レーザー治療機器は疼痛緩和という整形外科クリニックで最も多い患者さんのニーズに対応可能な物理療法機器の1つです。
また、最新の製品であれば、治療効果・操作性・安全性など多くの点で従来品より優れており、効率的な治療が可能になります。
クリニックの治療の質をより高めるために、最新レーザー機器の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

参考:
OGウエルネス カタログ2018.(2019年3月21日引用)
中野治郎,坂本淳哉,他:疼痛に対する物理療法の基礎的背景とエビデンス. 理学療法33(5): 416-422, 2016.
木村貞治: 理学療法士のための物理療法臨床判断ガイドブック. 文光堂, 東京, 2007, pp.449-454.

  • syusei

    公開日: 2019年03月27日

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)