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クリニック・治療院 OGメディック

  • 蔵本雄二

    公開日: 2019年04月25日
  • リハビリと機器

電気刺激装置「フィジアス」は「低周波」、「中周波」、「干渉波」の3種類の治療が可能!省スペースで多彩な治療を実現

電気刺激には「低周波」、「中周波」、「干渉波」など刺激の種類が複数あり、治療したい部位や患者さんの状態によって使い分けることがおすすめです。
オージウエルネスの「フィジアス」は、3つの電機刺激治療が可能な複合治療機器です。
今回は「フィジアス」の特徴を紹介しながら、複数の電気刺激を活用した使用方法を紹介します。

オージウエルネスの「フィジアス」は、3つの電機刺激治療が可能な複合治療機器

フィジアスは3種類の治療が可能!組み合わせ方法も多彩

フィジアスが1台あれば、多彩な電気刺激療法をすることができます。
まずは、フィジアスが可能な治療の特徴を紹介します。

●「低周波」、「中周波」、「干渉波」が可能

フィジアスは1種類の電気刺激ではなく、「低周波」、「中周波」、「干渉波」の3種類の治療が1台でできます。
もちろん、同時に複数の種類の電気刺激を組み合わせて治療することもできます。

●フュージョンモードは電気刺激の慣れを防ぐ

低周波と干渉波を組み合わせながら、自動的に変化するモード(フュージョンモード)を設定することができます。
1つの部位に同じ刺激を与え続けることで生じる、「刺激に対する慣れ」を防ぎます。

1つの部位に同じ刺激を与え続けることで生じる、「刺激に対する慣れ」を防ぎます。

●多くのチャンネルで幅広い部位や疾患に対応

最大で12チャンネルを使用して治療することができます。
腰背部といった幅広い部位や肩と腰など少し離れた部位での治療も、同時にすることができます。
2チャンネルごとに治療部位に合わせて設定を変えることができるため、さまざまな疾患に対して複数の治療を同時に行えます。

●豊富な種類の導子を活用してより多彩な治療が可能

導子の種類は全部で10種類あり、治療部位や患者さんの要望に合わせて導子を選択すれば、より多彩な治療が可能になります。
吸引導子は柔らかい素材を採用しているため、吸引による跡が皮膚につきにくくなっています。
また、狭い範囲でピンポイントの治療に適した極小の導子や、温熱刺激を同時にできるホット導子も選択できます。

狭い範囲でピンポイントの治療に適した極小の導子や、温熱刺激を同時にできるホット導子

スタッフも嬉しい省スペースかつ操作しやすい設計

フィジアスは整形外科や整骨院でスタッフが導入・活用しやすいよう、「省スペース」かつ「あつかいやすさ」を考慮した設計となっています。

●1台で3役だけじゃない省スペース設計

低周波装置や干渉波装置を別々に購入するのではなく、3つの電気刺激治療が1台で可能になるため、器具の配置スペースを大幅に減らすことができるのがフィジアスの大きな特徴です。
また、外形の寸法は以下のようになっています。

フィジアスFS−350(外形寸法)
約580mm
奥行き 約535mm
高さ 約1300mm

高さがありますが、椅子をひと回り大きくした程度のスリムなデザインになっているため省スペースで設置できます。

椅子をひと回り大きくした程度のスリムなデザインになっているため省スペースで設置

●操作しやすいデザインでミスも防げる

省スペースの設計だけでなく、操作のしやすさやミスを防止するための工夫がしてあります。

  • ○使用時間を大きく表示したディスプレイ
  • ○1つのツマミで簡単に出力の調整が可能
  • ○吸引導子のコードと設定する導子のスイッチの色を統一

治療部位や症状によって、12チャンネルそれぞれの設定を変えながら治療する場合でも、色分けがされているため、何度も設定しているスイッチと導子が一致しているか確認する必要がありません。

治療部位や症状によって、12チャンネルそれぞれの設定を変えながら治療する場合でも、色分けがされているため、何度も設定しているスイッチと導子が一致しているか確認する必要がありません
治療部位や症状によって、12チャンネルそれぞれの設定を変えながら治療する場合でも、色分けがされているため、何度も設定しているスイッチと導子が一致しているか確認する必要がありません

具体的な活用方法を整形外科で働く理学療法士が解説

3種類の治療法を組み合わせるため、さまざまな患者さんに合わせた活用ができます。
そこで、具体的な活用方法を解説します。

●治療部位による活用方法

表層かつ狭い範囲をピンポイントに治療する場合は、低周波による治療をしましょう。
その際、吸引導子を小さいタイプにすることで、治療のポイントを絞りやすくなります。
より深部の組織や広い範囲を対象に治療する場合は、中周波や干渉波による治療がおすすめです。
中周波や干渉波は低周波にくらべて、組織への深達度が高いため、深部の筋肉でもしっかりと収縮させる刺激を送ることができます。
また、どちらの効果も効率よく得るためには、フュージョンモードに設定して、低周波と干渉波を組み合わせた治療もおすすめです。

●患者さんの刺激への反応による活用方法

電気刺激療法をすると皮膚に対して「ピリピリ」とした刺激が生じますが、その刺激が患者さんにとって不快な場合、十分な強さの刺激で治療ができない場合があります。
中周波は低周波にくらべて、皮膚抵抗が少なく、「ピリピリ」とした感じが少ない治療法です。
そのため、低周波で不快感を示す患者さんには中周波や干渉波を選択しましょう。
また、干渉波はほかの刺激にくらべ、揉みほぐしたような刺激を感じられます。
ホット導子を活用して、よりリラックスしながら刺激を与えることで、患者さんの刺激に対する不快感を少なくする方法もあります。

ホット導子を活用して、よりリラックスしながら刺激を与えることで、患者さんの刺激に対する不快感を少なくする方法

フィジアスを活用して電気刺激療法の幅を広げよう

物理療法機器の中でも電気刺激装置は高価な機器ですので、電気刺激の種類に合わせて複数の機器を導入するには、高額なコストがかかります。
そのため、導入コストを考えると、1台で3役以上が担えるフィジアスはおすすめの治療機器です。
3種類の刺激や多彩な導子をうまく組み合わせることで、患者さんのさまざまなニーズに対応できます。
省スペース・省コストで治療の幅を広げるためにも、フィジアスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

参考:
OGウエルネス カタログ2019.(2019年4月17日引用)

  • 執筆者

    蔵本雄二

  • 整形外科クリニックや介護保険施設などで理学療法として従事してきました。
    現在は県下でも有名な地域包括ケアシステムを実践している法人で理学療法士として勤務しています。
    そのため、施設内のリハビリだけでなく、介護予防事業など地域活動にも積極的に参加しています。
    医療と介護の垣根を超えて、誰にでもわかりやすい記事をお届けできればと思います。
    保有資格:理学療法士、介護支援専門員、呼吸療法認定士、認知症ケア専門士、介護福祉経営士2級

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