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クリニック・治療院 OGメディック

  • 桑原

    公開日: 2021年03月04日
  • リハビリと機器

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#物理療法

牽引療法中のリスク管理が容易に行えるオルソトラックのオプションをご紹介

理学療法の治療技術の一つである牽引療法は、専用の牽引機器が必要で頸椎症や椎間板ヘルニア、腰痛症などに対して用いられます。
オージー技研では、牽引療法のための物理療法機器オルソトラックを販売しており、その特徴などについてご紹介することにしましょう。

頸椎&腰椎牽引 オルソトラック

オルソトラックは国内で初めて作られた牽引療法機器

オルソトラックは国内で初めて作られた牽引療法機器

オルソトラックは国内で初めて製品化された牽引療法機器であり、改良を重ねて現在も臨床現場で使用されています。

●1965年より販売実績のあるロングセラー物理療法機器、オルソトラック

オルソトラックは国内初の牽引機器。
1965年に販売開始し、現在も改良を重ねながら販売されているロングセラーです。
痛みや異変を感じたら患者さんが自分で牽引を中断できるボタンも搭載されており、安全に牽引を施行できます。
牽引療法では大きな力で引っ張るため、ワイヤー部分の強度が非常に重要です。
そこでオルソトラックは改良を重ねてワイヤーの強度を向上させました。
そのため安全に牽引療法を施術することができます。

●牽引療法は頸椎・腰椎が原因となる神経症状や、肩こり・腰痛にも幅広く活躍

牽引療法は骨関節疾患のなかでも、頸椎や腰椎の椎間板の突出による神経症状の症状改善・保存療法の一部として行われてきました。
牽引療法は脊椎に対する物理療法として、また神経症状のある腰痛に対する第一選択手段の物理療法として選択されることが多いです。
諸外国においても坐骨神経痛の約30%に使っている国もあり、物理療法におけるオーソドックスな治療法といえるでしょう。
ほかにも肩こりや腰痛に対する疼痛治療として、間欠的に牽引することにより血行の促進による肩こりや腰痛の改善が示唆されています。
2019年に出された腰痛のガイドラインにおいては採用された文献も少なかったものの、坐骨神経痛を伴う腰痛から完全もしくは部分的に回復した患者さんの痛みの軽減には有意差があるとされています。
また腰痛に対して牽引療法を行い職場復帰までの期間を調べた研究では作業能力の回復に差があったことが示唆されています。

オルソトラックは2人同時利用可能

オルソトラックは2人同時利用可能

オルソトラックは使用する施設の意向やそのサイズに合わせて、さまざまなバリエーションから選択することが可能です。

●頸椎もしくは腰椎牽引が可能な1人用。患者さんの使用状況の把握が容易

オルソトラックの牽引装置は、頸椎もしくは腰椎牽引のどちらかを1人に行えるタイプをご用意しています。
リハビリスタッフが少人数の場合には、作動する機器が多いと十分に観察ができないため、1人用はリスク管理の観点からも適しています。

●2人用の牽引装置は頸椎と腰椎牽引の双方が1人ずつ同時に治療可能

広いリハビリ室と十分なスタッフがいる整形外科患者さんの来室する施設では、同時に複数名の施術ができるものがオススメです。
1台の操作パネルで2人分の牽引が可能で、その組み合わせは自由に選択可能です。
頸椎と腰椎に各1人ずつ、もしくは2人の頸椎に同時に施術することができます。
痛みを感じた場合には患者さんがすぐに停止することができるため、患者さん1人にリハビリスタッフが付きっきりで施術する必要はありません。
複数人を同時に施術できる牽引機器は患者さんの治療の待ち時間に行うことができます。

さまざまなオプションを搭載しているオルソトラック

さまざまなオプションを搭載しているオルソトラック

オルソトラックにはさまざまな便利な機能が搭載されています。
ここでは機能についてご紹介します。

●ホットパックをオプションで接続可能。終了のお知らせがライトの点滅でわかって便利

オルソトラックはオプションで電気加熱式のホットパックを搭載することができ、温熱療法によりリラックス効果を得られます。
リラックス効果、軟部組織の柔軟性向上などの効果を得ることで牽引療法中にも相乗効果を得られます。
また、カーテンなどで治療ベッドを仕切り終了アラームが聞こえにくいときでも、終了表示を点滅ランプがお知らせするので、訓練室内の離れた場所や音が遮断されやすい場所にいる治療者にも管理がしやすい機器です。

●目的の牽引力まで段階的に増加していく漸増牽引モードで患者さんの状態を観察しながら行える

牽引療法を行う上で、特に初回時には患者さんの反応、不快感や神経症状の悪化がないか、痛みがないかなどを十分観察しながら導入していく必要があります。
オルソトラックは主治医からの処方に合わせた牽引力に到達するまで漸増的に牽引力を増加させ、リスク管理を行いながら牽引療法を施行することができます。
牽引を行うことに不安がある患者さんには、漸増牽引モードの利用で不安を軽減できる可能性があります。

牽引療法機器の優れた性能は患者さん治療者ともに有用です

牽引療法は理学療法の物理療法で代表的なものでありますが機器の性能は進化しており、患者さんにとっても治療者であるリハビリスタッフにとっても有用な機器です。
今回ご紹介したオルソトラックは、その進化系ともいえる座位から臥位への体位の変換も可能なラセディアもオージー技研では取り扱っております。
導入される施設のサイズや日々の業務に合わせて、ぜひオルソトラックをご検討ください。

参考:
OG Wellness 物理療法 オルソトラック(2021年2月25日引用)
菅原仁, 坂口光晴: 牽引療法の効果と問題点. 理学療法学32巻4号, 2005. (2021年2月25日引用)
日本整形外科学会、日本腰痛学会 腰痛診療ガイドライン改訂版2019(2021年2月25日引用)

  • 執筆者

    桑原

  • 1998年理学療法士免許取得。整形外科疾患や中枢神経疾患、呼吸器疾患、訪問リハビリや老人保健施設での勤務を経て、理学療法士4年目より一般総合病院にて心大血管疾患の急性期リハ専任担当となる。
    その後、3学会認定呼吸療法認定士、心臓リハビリテーション指導士の認定資格取得後、それらを生かしての関連学会での発表や論文執筆でも活躍。現在は夫の海外留学に伴い米国在中。

    保有資格等:理学療法士、呼吸療法認定士

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