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男性にもデイサービスを利用してもらいたい!デイサービスの利用を拒否する場合の誘い方5つ

本人の身体的・精神的な理由や、介護者側の事情などで、日帰りの介護サービスを利用したい、と考える家族は少なくありません。
しかし、ご本人が介護サービスの利用を拒否することもあり、特に男性のなかには利用に強い抵抗を示す方がいます。
そこで今回は、男性をデイサービスやデイケアに誘う方法をご紹介していきます。

本格的な筋トレなどの運動が目的だと誘ってみる

明確な理由もなく、もしくは遊びに行くなどの理由では施設に通いたくないと拒否する方がいます。
残念ながら高齢者のなかには、デイサービスに対して「高齢者の通う幼稚園」というイメージを持っている方がまだまだいます。
幼稚園に行って、みんなで一緒に歌を歌って、ぬり絵をするのは嫌だ、と考えてしまうのです。
そんなときには施設のイメージ自体を変えてもらう必要があります。

●デイケアや、リハビリに力を入れているデイサービスを利用してみる

日帰りで利用できる施設は、主にデイサービスとデイケアがあります。
デイサービスは日常生活の介助をしてくれるところで、入浴介助や食事介助、レクリエーションの提供が行われます。
これに対し、デイケアはリハビリを提供してくれる場所です。
デイケアのなかには、入浴もせず、食事も食べず、ただリハビリを行うことだけを目的に、短時間の利用で自宅に帰ってくるタイプの施設もあります。
デイケアには、まるでスポーツジムのような設備を備えている施設もあります。
そんなデイケアだったら、「幼稚園」というイメージを払拭できるでしょう。
若いころにスポーツをしていた男性ならなおさら、ジムに行く感覚で抵抗感なく通うことができる施設です。
施設で長時間過ごしてもらいたいと望む家族にとっては、物足りないと感じるかもしれませんが、まずは施設に慣れてもらうという意味では有効です。

カラオケなどの趣味を楽しめる場所だと誘ってみる

筆者自身、90歳を超える祖父と同居しており、例にもれず、祖父もデイサービスの利用を拒否していました。
若いころから「仕事仕事」という生活をしてきた人だったので、デイサービスに一日行って、仕事をせずに過ごさなければならないということに抵抗がある様子でした。
そんな祖父にも、唯一といえる趣味がありました。
それがカラオケです。
カラオケが好きで、自宅にもカラオケの機材を買いそろえて楽しむほどだった祖父でしたが、認知症が進むにつれて使い方がわからなくなってしまいました。
また、耳が遠くなったことで、カラオケサークルにも参加できない状況でした。
そこで筆者は、祖父が好きなカラオケをレクリエーションに取り入れているデイサービスであれば、抵抗なく通ってもらえるのではないか?と考えたのです。
まずは、レクリエーションでカラオケを行っている最中に、祖父と一緒に見学に行きました。
その後、カラオケが行われる曜日を狙って一日体験利用をお願いしました。
利用開始後も、しばらくはカラオケを実施している曜日のみの利用でしたが、祖父の場合、デイサービスのスタッフの方との信頼関係ができあがるにつれて、デイサービスへの抵抗がなくなり、レクリエーションの内容に関係なく利用できるようになりました。

スーパー銭湯などを利用するのと同じ感覚で誘ってみる

デイサービスにはお風呂に特色を持たせている施設もあります。
お風呂好きな方には、スーパー銭湯や温泉に行ってみないか?と誘ってみるのもいいでしょう。
スーパー銭湯や温泉は、お風呂に入ることと、ご飯を楽しむこと、ゆっくりとした雰囲気を楽しむことなどが利用の目的です。
デイサービスでも、お風呂に入り、食事を楽しんでもらうのです。
レクリエーションなどがあり、なかなかゆっくりできないのではないか?と心配になるかもしれませんが、その点に関しては、デイサービスのスタッフに事前に相談しておきましょう。
慣れるまでは、レクリエーションなどには極力誘わないようにして、慣れてきたら、少しずつ声をかけてもらうようにするのです。
レクリエーションの様子や、ほかの利用者の声などを聞いているうちに、自分も参加してみたい、と思うようになるかもしれません。

訪問介護など、ほかの介護サービスを利用して、介護サービスに対する抵抗を軽くしてから誘ってみる

施設を利用するようなサービスには抵抗があっても、訪問介護のように自宅に来てもらうサービスなら受けたい、と考える方もいます。
外出してまで、あまり気の進まないサービスを受けたくはないけれど、自宅まで来てくれるのであれば利用してみようかな、と思う方もいるのです。
訪問介護のスタッフとの信頼関係ができてくると、ほかの介護サービスも悪くないかもしれないと、気持ちが変わって施設の利用に前向きになれます。
訪問介護のスタッフからも、デイサービスなどへ誘う声かけをお願いすることができます。

ケアマネジャーさんやデイサービスにも協力してもらう

本人を説得しようとしても、家族では聞いてくれないことがありますが、それが他人だと、その気になる方もいます。
たとえばケアマネジャーは、何人もの方を担当しているため、その方に合った施設や誘い方なども熟知しています。
また、デイサービスなどの施設側にも、内容によっては協力を求めることができます。
一人で施設に向かうことに不安を覚える方であれば、家族も送迎車に一緒に乗せてもらい施設まで行って、家族は途中で帰ってくる、といった方法です。
ほかにも、一日中施設にいることが難しいのであれば、短時間利用に対応してもらうなどをお願いすることも可能でしょう。
こちらの要望がすべて通るわけではありませんが、サービス利用の糸口になる方法を、ケアマネジャーや施設側と一緒にみつけてください。

利用者が拒否をしている理由を考えて、利用者本人に合った施設を選ぶことが利用につなげるコツ

利用者が拒否をするのにはさまざまな理由があります。

  • ●初めての場所が不安
  • ●年寄り扱いされながら、他人に介助されたくない
  • ●「幼稚園のようなところ」などの誤ったイメージを持っている

などです。
まずは本人が、どのような理由で施設の利用を拒否しているのかを考えてみましょう。
そして、本人の不安や不満を取り除くことができるような理想の施設を探したり、ケアマネジャーに紹介してもらうようにします。
そのうえで、見学や体験利用、短時間利用などから徐々に慣れていってもらい、施設の利用につなげてください。

まとめ

デイサービスやデイケアの利用を拒否されたとき、「本人のためにも何とか通ってもらわないと」という気持ちが先走り、無理なサービスの利用を勧めてしまうことがあります。
しかしその焦りが、逆にサービスの利用を遠ざけてしまうことがあるので、まずは何が嫌でどんな不安があるのかを聞き、短時間だけの利用といったステップを踏んだ方法で、施設の利用を考えてみてください。

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