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    公開日: 2018年11月22日

高齢者が運転免許を返納してタクシーを使うとお得?実際の費用やメリットを解説

高齢者が運転免許を自主返納したら、バスや電車などの公共交通機関を使って生活することになります。
日々の移動が不便になるというイメージが強いですが、タクシーを上手に使えば生活できないこともありません。
この記事では免許を返納してマイカーを手放すことを検討中の方のために、タクシーを使った場合にどれくらい費用がかかるのか、費用を抑えるためのコツを含めて解説します。

タクシーを使った場合にどれくらい費用がかかるのか

意外と負担になる!自家用車の維持費はどのくらい?

意外と負担になる!自家用車の維持費はどのくらい

マイカーを所有する場合、どれくらいのコストがかかるか検討がつくでしょうか。
自動車税から駐車場代に至るまで、さまざまなコストがかさむものです。
高齢者の方がすでに車両を所有している場合を想定し、1年間にかかる維持費を見積もっていきます。

普通自動車
(コンパクトカー)
軽自動車
自動車税 34,500円 10,800円
重量税 16,400円 12,300円
車検 30,000円 25,000円
自賠責保険 12,915円 12,535円
自動車任意保険 75,000円 70,000円
点検費用 18,000円 15,000円
駐車場代 120,000円 120,000円
ガソリン代 2,533円 2,026円
合計 309,348円 267,661円

※実際には2年分などまとめて支払うコストもあります。表では1年あたりの費用として算出。
※ガソリン代は152円/L(2018年11月時点)、月間走行距離は200km、燃費は普通自動車12km/L、軽自動車15km/Lとして計算。
※車種や加入する保険、駐車場代、走行距離によって費用は変動します。

駐車場は月1万円で計算していますが、この部分は特に変動が生じやすいです。
都市部の方であればもっとかかることがありますし、逆に地方の方であれば無料ということもあるため、過不足があれば総額から差し引きしてみてください。
仮に駐車場代がかからない場合でも、税金や保険料などを含めて、最低でも年間10万円以上の維持費がかかることが一般的です。
ひと言で「年金生活」といっても、持ち家なのか、借家なのか、趣味にどれくらいお金がかかるのか、経済状況は人によって異なります。
しかし、車の維持費は決して安いものではないということは確かです。

マイカーvsタクシー!高齢者にとってどちらがお得?

マイカーvsタクシー!高齢者にとってどちらがお得?

免許返納で車を手放したあと、高齢者の移動手段はどのようになるのでしょうか?
近くにバス停や駅がなかったり、体力的に自信がなかったりすると、タクシーを使って移動する必要に迫られます。
「タクシー移動はお金がかかる」というイメージをお持ちの方も多いですが、実際のコストや割引について確認してみましょう。

●車の維持費をタクシー代に使ったら…

食料品を調達しにタクシーでスーパーまで移動した場合に、片道1,000円の料金がかかると仮定します。
今回、普通自動車の維持費として見積もった309,348円分をすべてタクシー代に充てるとしたら、年間で309回タクシーを利用できる計算になります。
月に換算すると1カ月あたり25回のタクシー利用ができるため、スーパーまで毎月12往復はできることになります。
3日に1度の頻度で、往復2,000円のタクシー移動をしたとしても、普通自動車の維持費より安くなるのです。
実際には、週に1回などまとめて買い物に行くという方もいるので、その場合はさらにコストを抑えることができます。

●免許返納でタクシー券がもらえることも!

全国各地の自治体で免許を自主返納した高齢者に、移動にかかるお金の支援をしています。
次に一例をご紹介しますが、お住まいの地域ではどんな支援があるのかチェックしてみてください。

1.千葉県八千代市

運転免許証を自主返納した高齢者(65歳以上)に対して、タクシー券を交付しています。
1回の乗車につき500円割引になるタクシー券が20枚交付されるため、10,000円相当になります。

2.富山県富山市

運転免許証を自主返納した高齢者(65歳以上)に対して、タクシーや公共交通機関で使える支援券を交付しています。
タクシー乗車料金の支払いのほか、電車で使えるICカードへの入金やコミュニティバスの回数券購入に使える支援券が2万円分となります。

3.山形県山形市

山形市では、免許を返納する高齢者の年齢によって受けられる支援の内容が異なります。
65歳以上の場合は、タクシー乗車運賃が1割引となり、路線船バスの1カ月定期券を10,000円で販売してもらうことができます。
70歳以上になるとさらに支援が充実し、バスの3カ月定期券が30,000円分補助され、自己負担額が0円になるという内容もあります。

支援は「一人1回のみ」などと制限があることが多いですが、それでも数万円相当の交通費が補助されるのはうれしいことです。
免許返納によって受けられる特典はこちらの記事(高齢者の免許返納におけるメリット・デメリットは?意外な割引や特典を徹底ガイド)でも詳しく解説しています。

免許を返納した高齢者におすすめの買い物・節約術

車の維持費をすべてタクシー代に充てても、かなりの回数で利用することが可能です。
ただ、買い物の頻度によってもタクシー代は変わってきます。
できるだけタクシー代を浮かせる方法についても知っておきたいところです。
免許を返納したあとの高齢者におすすめしたい買い物や節約のヒントについて解説します。

●スーパーの配達サービスを利用する

スーパーの配達サービスを利用する

地域のスーパーでは、店頭で買ったものを自宅へ届けてくれるサービスを提供する店舗が増えています。
手ぶらで行って、手ぶらで帰るのであればバスや電車の移動で済むことも多く、タクシー代の節約につながります。

●ネットスーパーを利用する

ネットスーパーを利用する

インターネット上で必要な食料品や日用品を注文できるネットスーパーは、免許を返納した高齢者にとって非常に便利なものとなります。
パソコンやスマートフォンを使える高齢者はご自身で購入し、使用が難しい方は家族に注文だけしてもらうこともできます
家族が遠方に住んでいても、インターネットを通じて代理で注文するという連携も可能です。

●AmazonやLOHACOの「定期便」を使う

AmazonやLOHACOの「定期便」を使う

通販サイトのAmazonやLOHACOでは、定期便が用意されています。
定期便とは、商品を指定した頻度で自動的に届けてもらうサービスのことで、購入品、頻度、数量は自由に設定できます。
洗濯洗剤、ティッシュ、トイレットペーパーなどの日用品から、米、お茶、野菜ジュースなどの食料・飲料まで対応しているので、買い物の荷物が減らすことが可能になります。

●冷凍庫を上手に使う

免許返納後は、冷凍庫をうまく使って買い物の頻度を減らしてみてください。
肉や魚は冷凍保存できますし、最近では下ごしらえが済んだ冷凍野菜も充実しています。
週に1回などまとめて買い物をして、あとは冷凍庫にあるものを少しずつ食べることで、交通費の節約や買い物の負担軽減につながります。

上記のように出費や負担を抑えるためにできることはたくさんありますし、うまく活用できると免許返納後も買い物に困ることはなくなるでしょう。
なお、ご興味のある方はこちらの記事(玄関先まで配達してくれる!高齢者・介護者がフル活用したいネットスーパー・宅配サービス)も参考にしてください。

運転に自信がなくなったら、免許返納を検討しよう!

車の運転に自信がなくなったり、家族から運転の危うさについて指摘されたりしたら、それは免許返納を検討し始めるタイミングかもしれません。
自治体から移動にかかるコストの補助が出ることも増えており、生活を工夫すれば交通費や負担を減らすこともできます。
かかる費用の違いも大切ですが、やはり安全が第一なので、免許返納のタイミングをじっくり検討してみてください

参考:
八千代市 高齢者運転免許証 自主返納支援事業(2018年11月21日引用)
富山市 高齢者運転免許証自主返納支援事業(2018年11月21日引用)
山形市公式ホームページ 運転免許自主返納高齢者支援事業について(2018年11月21日引用)

  • yukie

    公開日: 2018年11月22日

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