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  • Akiko

    公開日: 2019年03月29日
  • 先生のお話

健康的な日々を送るために。アメリカの肥満予防に向けた取り組み

成人の約1/3が肥満であるといわれるアメリカでは、運動不足や生活習慣などにおいても研究が進められ、私たちにさまざまな警告を発信してくれています。
今回はアメリカでいわれている、健康的な生活を送るための運動や日常生活上の注意点などについてお話ししましょう。

健康的な生活を送るための運動や日常生活上の注意点

アメリカにおける肥満予防対策は運動推進、日常生活の見直し

日本アメリカ両国において肥満対策は重大な問題であり、運動不足の解消や食生活、生活習慣の見直しが求められます。

●アメリカにおける健康に過ごすための運動習慣

アメリカにおける健康に過ごすための運動習慣

ハーバード大学の研究室では健康な食事と同時に、健康を保つため、また体重をコントロールするために、運動することが大切であるといわれています。
運動の種類は自分が楽しんでできることであれば良いといわれていますが、年齢や本人自身の目標(体重を減らしたいのか、維持したいのかなど)によってどのぐらいの運動が必要であるかは異なります。

大人:健康のため 歩く、自転車に乗るなどの運動を1週間に2.5時間、
もしくはランニングなどの活発な活動を1週間に1.25時間
大人:体重管理のため 活発な運動を1日1時間
子供: 活発な運動1日1時間と1週間に3度、筋力もしくは骨を強化する運動、
なにより楽しく脈拍と呼吸数が上がるような運動が適しています

●生活習慣の是正も必要

活動的であることに加え、テレビ鑑賞など“座って過ごす時間”を極力減らすことも大切だとしています。
ほかにも食べ過ぎの予防など健康な食生活の習慣も大切であり、食事と運動習慣の双方を考慮する必要があります。

肥満を解消し健康に過ごすために、アメリカで制限を推奨されるスクリーンタイムとは?

肥満を解消し健康に過ごすために、アメリカで制限を推奨されるスクリーンタイムとは?

先ほど肥満予防のための生活習慣についてもお話ししましたが、テレビ鑑賞やスマホ、タブレット、ゲームなどに費やす時間のことをアメリカではスクリーンタイム(screen time)と呼びます
子供が1日に何時間テレビをみるか、ゲームをするか、大人においてはパソコンを使った仕事や娯楽を得るかなど、画面のある電子機器の使用時間が長時間であるとさまざまな生活習慣や健康に悪影響を及ぼします。
アメリカでは、視力への影響だけでなく子供の脳の発達にも影響を与えるとして、医学的にも制限を呼びかけています。
今回の肥満予防に関してもこのスクリーンタイムは影響を及ぼしているとされ、ハーバード大学の研究チームでは幼少期、成人に対して推奨されるスクリーンタイムについて以下のように提案しています。

●肥満予防に必要なスクリーンタイムの制限時間はどのぐらい?

ハーバード大学の研究室は肥満予防に以下のようなスクリーンタイムに制限をすることを提案しています。

すべての大人 テレビやPC・スマホなどのメディアの使用時間を1日2時間以下にする。
少なければ少ないほど良い。
子供 親がテレビやPC・スマホなどのメディアの使用時間を1日2時間以下にコントロールする。食事中はテレビを切る、子供部屋にテレビやインターネット接続が可能なデバイスを置かないこと。
2歳未満の子供 テレビやPC・スマホなどのメディアの使用をしない。

アメリカにおける2歳から19歳の子供の約18%が肥満だといわれており、この年代の青年は最もスクリーンタイムに多くの時間を費やしているともわかっています。
ではどうしてこのスクリーンタイムが肥満に関わっているのでしょうか。

●スクリーンタイムが肥満の原因となってしまう2つの理由

アメリカではテレビ鑑賞というとテレビ鑑賞中にカウチポテトと呼ばれるような、カウチに座ってテレビを見ながらスナック(ポテトチップス)を食べることを想像します。
PCやスマホも同様にインターネットなどの利用時にも、机やカウチに座った状態で活動をしない傾向があります。

  1. 1)ソファに座って高カロリーなポテトチップスなどのスナック、糖分を多く含むジュースなどを取る傾向がある。
  2. 2)テレビ鑑賞中にはコマーシャルで高カロリー・不健康な食品のコマーシャルが多く放送され、PCやスマホなどでのインターネット利用でも同様に不健康な食品の広告が目に入り、食べたい衝動に駆られる

これらの理由からもスクリーンタイムは肥満の原因として大きく取り上げられています。

肥満予防に睡眠とリラックスも重要

肥満予防に睡眠とリラックスも重要

肥満予防には食生活や運動習慣のほかにも、ストレスや睡眠などの要素も大きく関わっています。

●良い睡眠は肥満予防にも重要である

質の良い睡眠は健康に重要であり、体重を維持する助けにもなるとたくさんの研究が証明しています。
多くの子供や大人が睡眠が不十分であるといわれていますので、推奨される睡眠時間についてご紹介しましょう。

1)大人の場合: 1日に7~8時間の睡眠が必要
2)子供の場合: 1~3歳 夜に12~14時間
3~5歳 夜に11~13時間
5~12歳 夜に10~12時間
思春期 夜に8.5~9.25時間

上記のような時間数の睡眠が必要だといわれています。(出典:National Sleep Foundation)

●ストレスの解消やリラックスも大切!

現代社会はストレスに満ちており、ストレス解消のために過食になってしまったりと健康にはよくないこともたくさんあります。
ストレス解消のためには軽度の運動を取り入れるなど、さまざまな方法がありますが、健康な生活に配慮するためには、深呼吸といった呼吸法なども心理的にストレスを解消する方法の一つとしてあげられます。

アメリカにおける肥満予防対策でも運動が一番!

健康な生活を送るためには、肥満などの生活習慣病を意識し防ぐ必要があります。
肥満に関しての予防策は何といっても食事と運動ですが、現代社会ではテレビやスマホなどの画面を見る時間も増え、ますます運動不足の傾向が進んでいます。
ほかにも睡眠やストレスなど、現代社会で取り巻く環境は健康的な生活に大きな障害であり、特に生活習慣病を招く肥満の予防は重要ではないでしょうか。

参考:
adult obesity facts / centers for disease control and prevention.(2019年3月26日引用)
childhood obesity facts / centers for disease control and prevention.(2019年3月26日引用)
healthy weight checklist / Harvard T.H. CHAN.(2019年3月26日引用)
Is Too Much Screen Time Affecting Your Child’s Health? / Psychology today.(2019年3月26日引用)
National Sleep Foundation Recommends New Sleep Times / National Sleep Foundation.(2019年3月26日引用)

  • Akiko

    公開日: 2019年03月29日

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