介護予防に役立つアクティブな趣味のススメ
介護予防のための体力づくりとしておすすめしたいのがアクティブな趣味を持つことです。
なぜ体操や運動ではなく、アクティブな趣味が良いのでしょうか?そのわけを詳しくみていきましょう。
楽しんで行えることが大切
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」でも示されているように、健康で過ごすためには体を動かす時間を増やすことが大切です。
体操や運動などを生活にプラスして行うことは理想的ですが、ウォーキングやラジオ体操を始めても三日坊主となった経験がある人もいるのではないでしょうか?
体操や運動を「しなければならないこと」として自分の今までの生活に後から付け加えた時間となってしまうと、いつかはやらなくなってしまいます。
しかし、アクティブに動く趣味を持つことで、自らが好んで動くことを選択し、楽しみながら動く時間を増やせるのです。
年を取ってから新しい趣味を探すとなるとなかなか見つけられないものですので、ぜひ、若いうちにアクティブな趣味を見つけましょう。
外に出る趣味がおすすめ
手芸や俳句など家で静かに行う趣味は手先を動かし脳を働かせますが、健康づくりのために良いとされる有酸素運動や筋力トレーニングの要素はありません。
作ることが好きなら家庭菜園、俳句が好きなら外に出かけて俳句を作るなど、外へ出る趣味を持ちましょう。
外へ出れば歩く機会が得られます。
段差や階段、坂道などの家にはない障害もあります。
神社・美術館など好きな場所を巡る、写真を撮るためにハイキングに行くなど、目的をもって外へ出ることがおすすめです。
生き生きとしている人は健康
自分の好きなことに費やす時間を持ち、毎日を生き生きと過ごしている人は健康的です。
自分が楽しいと思える時間を持つことでストレスの発散が行え、家に閉じこもることも減ります。
自分の趣味を楽しみながら自然と体を動かしていれば、動くことが苦にならず、体力・筋力を維持することが叶います。
まとめ
快活に過ごしていると気持ちが明るくなって、自信がつきます。
自信がつくと健康を維持しようとする意識も持てるようになります。
外で過ごせるアクティブな趣味を持ち、健康を維持しましょう。